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コラム

2025.01.10

害虫について

害虫について

駆除方法、予防方法

観葉植物に虫が発生していた、虫が出てくるのが不安で植物を育てられない
そんな方もいるのではないでしょうか?
観葉植物に悪影響を及ぼす虫もいれば無害の虫もいます。ただ、やはり自宅内に虫がいるのは不快ですよね。
植物との生活を楽しむためにも、気になる虫の駆除方法と予防方法をチェックしておきましょう!

発生してしまう原因は?

・水やりの頻度が多い、または水量が多く湿っている時間が長い
・受け皿に水が溜まっている
・鉢に枯れ葉やゴミが溜まっている、葉にホコリが溜まっている
・有機肥料を使用している
・土を何年も入れ替えていない、購入した時の土をそのまま使っている
・観葉植物を屋外に置くことがある
・こもった空間で、湿度が高い時間が続いている

1つでも該当すれば観葉植物に虫が湧く条件が揃っていると考えてください。
虫は不衛生な環境や栄養が多くある場所を好みます。
受け皿の水や湿った土は虫にとって過ごしやすい環境です。
水やりや肥料は観葉植物を育てる上で欠かせませんが、正しく行わないと虫を引き寄せることになってしまいます。

観葉植物についてしまう代表的な虫と駆除の方法

1.アブラムシ
観葉植物などの新芽を好み、早く木について樹液を吸う虫です。
葉は黄色く変色し、すす虫(葉や茎が黒カビで覆われる病気)になる他、アブラムシの排泄物はベタつきがあり、アリを引き寄せます。
<アブラムシの駆除方法>
ホースなどの水を勢いよく当てて飛ばす他、濡れた雑巾やキッチンペーパーで拭き取ります。

2.カイガラムシ
見た目は白い虫で、若い葉や茎について光合成を阻害し、植物を弱らせます。
カイガラムシは風通しが悪く、湿度が高い環境で発生・繁殖しやすくなっております。
目で確認するには小さ過ぎたり、繁殖が早いため、発見が遅いと葉が全て落ちてしまう状況になります。
<カイガラムシの駆除方法>
高圧ジェットやホースを使い勢いよく水をかけるか、歯ブラシを使って駆除します。
カイガラムシはしぶとい虫なので大量発生している場合は虫がついている部分を切り落とし、薬剤を散布した方が早いです。

3.ハダニ
クモの仲間であるハダニは歯の裏側につく虫で、繁殖すると葉の裏に蜘蛛の巣を張っているように見えるでしょう。最初は葉に白くて小さな点が現れますが、やがて葉全体が白くなり枯れてしまします。
また、ハダニは高温・乾燥を好み、活動が活発になるのは梅雨明けから秋です。こちらも風通しが悪いと繁殖率が高くなります。
<ハダニの駆除方法>
水に弱い虫なので、葉全体に水をかけて駆除しましょう。
カフェインでも駆除することができる虫です。冷めた濃いめのコーヒーを全体にかけて駆除もできます。

虫を完全に駆除することができなかった場合や、できるだけ早く無視を駆除したい場合は殺虫剤を使いましょう!

当店でオススメしている殺虫スプレーです。
店頭でもオンラインストアでもご購入いただけますので是非ご確認ください。

予防方法

1.霧吹きをする
上記の虫たちは水に弱いので、霧吹きをすることによって予防ができます。毎日一回程度、葉の上からと下から満遍なく散布すると効果的です。

2.風通しをよくする
虫は風通しと日当たりが悪いところを好みます。
換気をしたり、サーキュレータやー扇風機などの弱い風で空気の循環を良くしてあげることで、繁殖率を抑えることが可能となります。
また、植物を密集して置くのではなく、少しずつ間隔をあけていただくことも効果的です。万が一虫が発生してしまった場合も、隣の植物に移らないようにするために間隔を空けて置くことをオススメいたします。

3.水量と水やりの感覚に気をつける
過度な水やりは根の呼吸を妨げ、多湿にする原因になります。
必要以上に湿度が上がると観葉植物は根腐れを起こし虫が発生します。
植物や環境によってお水やりの間隔は様々ですので、しっかりと乾いているかを確認してからお水やりをするようにしましょう!
土で管理する場合、受け皿に水が溜まっているとそこに卵を産みつけられ、繁殖してしまいます。
必ず溜まっている水はそのままにせず、清潔に保つようにしましょう!

4.枯れ葉やホコリを取り除く
枯れ葉やホコリは虫の餌となってしまうため、定期的に取り除きましょう。
こまめな霧吹きもホコリ対策になります。

5.外に出さない
風通しや日当たりを考えて外に出すこともあるかと思いますが、防虫のことを考えるのであれば屋外へ置くことはやめましょう。
部屋へ戻す際に虫も一緒に連れ込んでしまう可能性があります。
できるだけ風通しがよく、日当たりのいい場所でかんんりするようにお願いします。

根気強く

一度発生してしまうと、完全に退治するまで何回も除去をしなければいけなく、また、かなり時間がかかります。そのため、しっかり予防しておくことと早期の対応が重要です。
植木鉢や周辺の清潔を保つことで、虫の再発を防ぐことができますので、定期的なメンテナンスを心がけるようにしましょう。

その他の注意点

観察していると黒い斑点が見えたり、虫ではないのにこの点はなんだ、と思う瞬間も出てくるかと思います。判断基準として、取り除くことができれば虫、取り除くことができなければ経年経過での斑点、もしくは葉焼けなどになります。

今まではなかった斑点などが出てくると病気なのか?枯れてしまうのか?と思うこともありますが、植物も生きていますので多少の変化は出てきます。その場合も、斑点が増えていくスピードが早ければ何か原因があるかもしれませんが、1〜2個だけであれば経過観察をしていただくようにお願いいたします。

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