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コラム

2025.01.16

冬に気をつけること

冬に気をつけること

植物は人間と同様に寒さに対して非常に弱いです。
寒い環境で生きられる「耐寒性」を持つ植物もありますが、”観葉植物”と呼ばれる基本的に室内で育つ植物は元々暖かい地域に生息している為、寒さに適応できずほとんどの種類は耐寒性が10度前後とされています。

大切に育てていた植物が寒さで枯れてしまわないように、以下で記載します気をつけるポイントを守っていただければ冬越しできる確率が上がりますので、是非やってみてください!

気をつけるポイント!

植物は基本的に根が生きていれば、寒さで葉が全て落ちてしまったとしても、暖かい季節になれば新芽をどんどん出してくれます。
ですので、冬は根を冷やさないことを意識していきましょう。

1.お水やりの時間帯を気にする
寒い時間帯にお水やりしてしまうと、一気に根が冷え、それだけで体調が悪くなり枯れてしまうことがあります。できるだけ水やりするときは暖かい時間帯か、部屋が暖かくなってからにしましょう。
霧吹きも同様に、寒い時間帯にしてしまうとそこから寒さが伝わり、葉落ちしかねないので、暖かい時間帯にしましょう。

2.お水やりの間隔を長くする
暖かい季節に比べて活動が少なくなり成長が緩やかになるため、水の吸収量も少なくなります。いつも通りに水やりをしていても寒い季節には量が多く吸収しきれず根腐れの原因となることがあります。
今まで1週間に1回だった植物が10日に1回、1ヶ月に1回だった植物が1ヶ月半に1回、また、断水と言って冬の間に休眠期に入る植物もいます。
そのため、冬季には鉢内の水分量を必ず確認した上で水やりを行うことが、枯らさないための重要なポイントとなります。お水の確認の仕方はこちらの記事で紹介していますのでぜひご確認ください。

3.寒い場所に置かない
玄関や窓のすぐ近くなどは、朝晩がかなり冷えるため冬場はオススメいたしません。窓の近くに置いている場合は、朝晩は部屋の中央に移動させてあげる、私たちが過ごす暖かい場所に置いてあげてください。

環境は様々

お家の環境によっても気温はバラバラです。
・ペットがいて1日中暖房をつけている
・床暖房をつけている
・家にいない間は暖房はつけていない
など、どのぐらいの時間暖かさ・寒さが続いているかによってもお水やりの頻度は変わってきます。
暖かい時間が続いていれば、今までのお水やり頻度で問題ないですが、暖かすぎると逆に水切れになりかねませんのでご注意ください。

ご自宅の気温がどのぐらいで一定しているのか、自分の家はどちらの水やりの方が適しているのかをぜひ一度、ご確認ください。

最後に

冬の間は、日光の当たる場所に植物を置き、室内の湿度を適度に保つことも重要です。暖房による空気の乾燥を防ぐために加湿器を使うことや、葉に霧吹きで水をかけることも効果的です。
人間同様、植物にとって快適な環境を整えることで、寒い季節でも元気に過ごしてもらえます。
植物と共に元気に冬を乗り越えられることを願っております。

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