2024.12.19
スギベースを初めてお使いになる方が特に気になるのは水やり方法かと思います。
土でもスギベースでも植物を枯らしてしまう理由に多いのが水やり。
水が抜けない穴の空いていない鉢に植えたら水はどうするのか、大丈夫なのかというご質問をいただきます。
当店をご利用いただいた事のある方はご存知かと思いますが、当店は水の量、与える間隔の書かれた説明書をお渡ししております。
土と違い穴の空いていない鉢は水を与えすぎると溜まってしまいますので、与えるタイミングで決まった量を与えます。量は決まっているので計量してスギベースにかけるだけ。あとは与えるタイミングを間違えないことが大切です!
ほとんどの植物がスギベースで植え替えた場合10日から2週間程度ですが、
季節、置く場所の環境、品種、個体差、その植物が元気かどうかによって水の吸収量が違います。
その為、当店でお渡ししている説明書通りに水を与えていてもあげすぎてしまう事になったり、足りない事もあります。
お渡しした説明書通りに水やりを行うのではなく、その植物の状態、鉢の中の水分がどのくらい残っているかを確認してから水やりを行ってください。
スギベースは見た目で乾いているか湿っているか確認することができます。
透明の鉢に植えている場合は、スギベースの乾き具合で水やりのタイミングを確認してください。鉢の中が見えない場合や、見えていてもあげていいか不安な時は乾いているかを実際に確認しましょう。
竹串や割り箸や指などを使い簡単に確認できます。
水を好む植物 鉢の上から1/3が乾いたら
ソフォラミクロフィラ・エバーフレッシュ・ジュエルオーキッド・フィットニア
通常の植物 鉢の上から半分が乾いたら
ガジュマル・アンスリウム・ウンベラータ・パキラ・シュガーパイン・ポトス・セロウム・フィロデンドロン・ピレア・ヘデラ・ナギノキ・テーブルヤシ・コーヒーノキ・フィカスバロック・ベンガレンシス・モンステラ・シルクジャスミン・カラテア・シンゴニウム
やや乾燥に強い植物 鉢の上から2/3が乾いたら
ペペロミア(葉が肉厚)・ディスキディア・多肉植物・ハオルチア・ソテツ・リプサリス・ザミア
乾燥に強い植物 ほぼ乾燥したら
サボテン、ユーフォルビア、サンスベリア
*植物の大きさ、根の量によって変わりますので目安となります
・スギベースが乾いていないように見えることもありますが、実は中は乾いている事もありますので目安の頻度を過ぎても乾いていないと感じた場合は乾き具合を確認してください。
・水の与え過ぎの場合、植物だけでなくスギベースも劣化してしまいます。スギベースが湿ったような茶色のまま変わらない場合は劣化している可能性が高いので交換をお勧めします。
・暑い季節や寒い季節によってお水の減り方は変わってきますので、お部屋の気温によって水の量は変えずに頻度を調節してあげましょう。
・人が過ごしやすい環境が観葉植物も元気に育ちます。水や肥料を与え過ぎたり、暗過ぎたり、寒過ぎたり、締め切った場所などに置かないように気を付けましょう。